M1チップを搭載したMacが登場しました!
2020年11月17日に発売された新型Macは、CPUがIntel製からAppleが設計したApple Siliconに変更されました。とても大きな変更ですね。
僕は5年以上前に買った、デスクトップのWindows PC を主力として使ってきて、そろそろ買い替え時なので、次のパソコンをどれにしようか模索していました。
大まかに言うと、またWindows PC にするか、それともMacにするかで迷いまくりました。
その結果、Macにしました!
というわけでMacbook Proを購入。到着は1月の予定です~。
コスパとの葛藤
どうしてMacをえらんだのか?
コスパ重視の人達が、「Apple製品はコスパが良くない」というのをよく目にします。
Macユーザーはブランド好きなのでしょうか?
Macは地位財なのでしょうか?
MacとWindowsを同じ性能だと仮定して、値段を比べると、Macは割高になります。たしかに僕もそう思っていて、Windowsマシンを使っていました。
コンピューターといえば処理速度、そして値段との折り合いが重要である。計算が速くて低価格が良いという合理的な考え方。
確かに合理的だと思います。
しかし、とある本を読んだ事によって、少し考え方が変わりました。その本は、茂木健一郎氏が著した、「最高の結果を引き出す質問力」という本です。
この本を読んでいると、先ほど書いたような合理的な考え方には、人間の持つ、とても大切な感覚の一つである、「芸術」を愛する気持ちがすっぽりと抜け落ちているのではないか?と、自分に質問するようになりました。
この本には、「クオリア」という言葉が登場します。
日頃、僕たちが心の中で感じている、ありとあらゆる質感を「クオリア」と呼ぶのだそうです。
このクオリアが脳の中でどのように生み出されているのかについては、まだ誰も解いていません。これを解いたらノーベル賞100個分にも相当する難しいテーマなのだそうです。
Macのデザインや質感が目に入って細胞を刺激して、電気信号に変換され、脳の中を駆け巡る。その物理的な過程を全て書き下ろすことができれば、Macを眺めている時に、脳の中で何が起こっているのかが説明されたことになります。しかし、この過程を書き下ろすことはできません。
Macの持つ、なんとなく心地の良いデザイン、材質、表面の光の反射具合、天板のカーブ、配色、そして極めつけにあのリンゴのマーク!
Macを使っていて、僕の感じるこの心地の良さは、言葉での説明では回収されない独特の質感を持っています。
このような、なんとなくウットリするような心地の良さを提供してくれるアップルのプロダクツ。
数字に置き換えて解析することができない、実に人間らしい、言葉では説明できない何かが、Apple製品にはあるのです。
無意識は答えを知っている。しかし意識が無意識の邪魔をする。
僕はMacを使うのを6年くらい前に止めてしまいました。
なぜかというと、僕の頭の中で、コスパが良くないという意識が、無意識の邪魔をして、Macを選ぶ事にブレーキをかけていたからです。
なのに、アップルの新作発表のプレゼンを、何であんなに楽しみにして、毎回必ず見てしまうのだろうか?そこで発表される製品に歓喜するのだろうか?Apple製品のことが気になっている。気になってしょうがない。これはもうアップル信者なんじゃないか?!ああぁぁ~~~参りました!自分の無意識に気づいてしまったからにはもう認めざるを得ません。
僕は、このせっかく捕らえた無意識を大切にしよう。自分の無意識に素直に生きよう。そう思うと、やはり次に使うパソコンはMacだな、ということにならざるを得ませんでした。
結論
合理性も大事ですが、僕は「クオリア」。
そう、「Macはアート」なのです!
あのような製品を生み出せる会社は、世界にひとつしか有りません。
これが Mac や iPhone などの Apple 製品の偉大さなのではないでしょうか?
Windowsはビジネス用途、一方Macはクリエイター全般、芸術家、アーティスト、音楽家、ミュージシャン向けという棲み分けができるのではないでしょうか?
というわけで、今後はMacをメインに使っていくわけです!
気が急って、先にMacの本を買ってしまいました。今から予習しています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
「Macは芸術作品」だ!