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【書評】『スマホが脳を「破壊」する 著者: 川島隆太』最新研究が明らかにした衝撃の事実

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著者: 川島隆太
出版社: 集英社
発売日: 2019/12/20

僕は、スマホやパソコンのディスプレイを眺めていると、頭がぼーっとしてきて、 目の周りの筋肉が疲れて、脳をフル回転させて熟考することができなくなる傾向にあった。

これって、長時間、発光しているディスプレイに書かれている文字を読んでいると、脳が過度に疲れてしまうからじゃないか?と推測しました。

そこで、そういった事象に関連する本を何冊か読めば、何か対策方法を見つけられるんじゃないかな?と思って、この本を読んでみました。

頭がぼーっとしてくるのは、ディスプレイの放つ光が問題なんじゃないか?と推測していたけれども、この本にはディスプレイの放つ光に関するデータはありませんでした。

しかし、スマホを長時間使った際の、脳の発達についての研究結果が記されていたので、得るものはあったかなと思っています。

スマホの長時間使用が脳に悪影響を及ぼす

著者はスマホを長時間使用する事に対し警鐘を鳴らしています。

スマホを高頻度で使うと、大脳灰白質間を結ぶ神経ネットワークに異常が認められました。

ゲーム、テレビ、スマホ を利用しているときの共通点として、 脳の前頭前野が活発に働くのではなく、 逆に抑制がかかります。 脳に抑制がかかることから、 何もしないよりも、さらに悪い影響を脳に及ぼしているのではないか?と推測されています。

読書の効用

脳のデトックス方法として、読書習慣が挙げられています。研究の結果、毎日1時間以上読書をする習慣がある人は、言語理解能力、ワーキングメモリー、認知速度、視覚性認知力などさまざまな認知能力が高いことがわかりました。

脳を発達させたければ

この書籍には、スマホを使用することによる、 脳への影響についての様々な実験結果が記されています。 脳を発達させたければ、スマホを使用する時間をできるだけ抑えるようにする。さらにいうと、読書習慣を身に付けると、脳の発達に良い影響を与えるそうです。

著者について

1959年生まれ。東北大学医学部卒。同大学大学院医学研究科修了。医学博士。スウェーデン王国カロリンスカ研究所客員研究員、東北大学加齢医学研究所助手、同講師を経て、東北大学加齢医学研究所教授