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【書評】『本は10冊同時に読め! 著者: 成毛 眞』本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術

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著者: 成毛 眞
出版社: 三笠書房
発売日: 2008/1/21

この本の出だしからパンチを食らいました。

高所得者になるか低所得者になるかの違いは本を読んでいるか、いないかの違いだと書かれてあります。

けど、本を読むにしても、どんな本でもいいわけではなくて、最近読んだ本はハリポタセカチューと言う人は救いようのない低俗な人だそうです。

こんなことを書かれて悔しいではないか。

ビジネスハウツー本、金持ち父さん貧乏父さん系の本を読んでいる人とか、できる社員系の本を読んでいる人も信じられない人種だそうです。

それ僕のことじゃないか!(泣)

どうしてそういった本を読んでいるとダメかと言うと、

他人のノウハウを真似している限りその他大勢から抜け出すことはできないからだ。

だそうです。

「今すぐ役に立つ」と言う事は「すぐに役にたたなくなる」ということだ。

なるほど。Easy Come Easy Goと言う事ですね。

あと、読書メモはとらないそうです。

読書術について書いている、とある著者たちは、重要だと思う部分にマーカーで線を引っ張って、などと書いていますが、茂木健一郎氏なんかはそういうことをしないほうがいいと提唱しています。成毛眞氏も同じ意見のようです。

ベストセラーを読まないとなると、どういった本を読むかなぁ?

僕はとりあえず、ミルトン・フリードマンの「選択の自由」を読むことにした。

著者について

成毛/眞
1955年、北海道生まれ。中央大学卒業後、株式会社アスキーなどを経て、86年、日本マイクロソフト株式会社に入社。91年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在、同社取締役ファウンダー。ビジネス界きっての読者家として知られ、書評サイト「HONZ」の代表も務める。